Ｔシャツの着丈直しです。袖丈や襟ぐりの形もお直しできます。

メンズのツイードのジャケット裏が、かなりきていました。
左見頃のみ内ポケットを1つ作り、きれいなポケットは残しておきました。



　
ジャケットの肩の部分をかけはぎしました。
生地を当て込んだ筋がうっすらと残りますが、パッと見ではほとんどわかりません。
ちなみに1ｃｍ×1ｃｍ程の大きさで￥8000ナリ





衿ぐりの配色切り替えをはずして広い衿ぐりにしました。
別生地に付け替えたり、形を変えたり、衿をつけることもできます。





シフォンのカットソーです。
天巾（衿みつ）と前下がりを大きくしただけですが、エレガントになったような気がします。





スラックスの股の部分が擦り切れていましたが、ミシン刺しという技法で穴をふさぎました。
この方法ですと、かけはぎよりも安く、丈夫になります。
ポケット口や裾の擦り切れもこれで対応できます。





ニットの穴を、残っている網目を再び編み上げて繕いました。
糸切れが少なければきれいに仕上げることができます。
穴が大きくなりすぎたものやハイゲージなもの、カットソーはできません。







ツータックのスラックスをノータックに作り替えました。
タックの分の生地を取ってしまうので、渡り巾、ひざ巾が細くなります。
写真では裾巾まで細くなっています。





長いものを短くするのは簡単ですが、こちらはスカートのフレアー分を取って半袖を長袖に作り変えました。
大きくしたり長くするときには縫い代やヘム（裾の折り返し部分）を使いますが、このように
減らしても目立たない部分を使うことがあります。